表装をご依頼いただくその前に、まず確認していただきたいのは、お客様の作品は表装が可能かどうかです。作品の中には、掛軸に仕立てても見栄えがしなかったり、さらに場合によっては作品を破損してしまったりする恐れがあります。
以下の条件に一つでも当てはまる作品は、表装せずに、できれば額装等にして下さい。
また、次の条件に当てはまる作品は、注意しきれない不可抗力のトラブルもあります。
この様な場合は、保証の責は負いかねますのでご了承下さい。
※お預かりの作品・表具等の保管は万全を期しておりますが、万一破損・紛失が生じた時は賠償責任限度額を十万円以内でご了承ください。
いざ表装となった際、まず決めなければいけないのが、掛け軸の仕上がりサイズです。
お客様の床の間の大きさを測っていただき、大まかに掛け軸の仕上がり横幅・縦の長さはどれくらいがよいかを、お決め下さい。
半切(はんせつ) | 幅35cm | 縦52cm~180cm |
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連落 | 幅 35cm~52cm | 縦52cm~180cm |
全紙 | 幅 52cm~70cm | 縦52cm~180cm |
お客様のお持ちの作品を「本紙(ほんし)」と呼びます。
本紙を主役だとすれば、表具(表装)は「衣装」にあたります。
格式高く仕上げたいのか、それともカジュアルに仕上げたいのかにもよって、表装の形式は変わってきます。
ご希望の表装の形式がございましたら、注文時にご希望をお聞かせ下さい。
特別のご指定がない場合は、天象堂におまかせ下さい。
熟練した表具師による、本紙に合った最良の表装をさせて頂きます。
裂地(きれじ)とは、本紙(作品)の周りを囲む布地のことをいいます。
どの色、どの柄の裂地を選ぶかによって、大きく掛け軸の印象が変わってきます。
本紙の色合いや、お客様の床の間の壁の色によっても変わってきますし、その他にも一文字・中廻し・上下のバランスも考えなければなりません。
実際に裂地を選ぶ際は、当店の熟練した表具師が、本紙の魅力を最大限に引き出す、最良の組み合わせを探し出しますので、ご安心しておまかせ下さい。
軸先は、主に象牙代用(プラスチック)・木製・陶器・仏用金の軸先がございます。
特別のご指定がない場合は、天象堂におまかせ下さい。
熟練した表具師による、本紙に合った最良の表装をさせて頂きます。
納期は表装の場合、約3週間~6週間ほどお時間をいただいております。
※ 再表装の場合は、作品の状態を確認の上見積・納期を御連絡いたします。
当店が運営するネットショップを騙った、美術品販売の偽サイトの報告も挙がっております。
こちらも重ねてお気を付けいただきますよう、お願い申し上げます。
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【運営者紹介】
◆ウェブ担当◆
森山みき江
天象堂画廊ホームページへようこそ!
静岡県浜松市にて、創業より40年以上画廊業を営んでまいりました。
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